世界最大の小売企業ウォルマートの創業者であるサム・ウォルトンについての話で、
ウォルマートが、まだ数十店舗しかなかった1970年ぐらいのこと
(現在のウォルマートは、売上高3500億ドル超(約38兆円超)従業員数190万人超の超巨大企業)。
「サム・ウォルトンは、とにかく数字に厳しい人でした。 土曜の朝に彼から電話がかかってくるのですが、きちんと報告できるようにしておかなければいけませんでした。 1週間全体の売上げ、1日ごとの売上げ。 それから従業員にいくら支払ったのか、支払った賃金は売上げの何パーセントかなど、細かく質問されました。」 このことは、単純に目標を設定するだけでなく、常に達成の過程でどの段階にいるのかを計測しつづけることの重要性を示唆しています。 常に、売上やコストを計測させることで、それらがどのような状況になっているのかを意識させ続ける効果が生まれます。 反対に、目標を設定したはいいものの計測していなければ、意識することもあまりないため、達成可能性が低下してしまうことになります。 目標を設定するだけでなく、常に計測し続けることが重要なのです。 【参考文献】 「ウォルマートに呑みこまれる世界」チャールズ・フィッシュマン (著) |
社員が利益を生んでいるか判断する方法(社員の生産性評価指標) あくまで目安ではありますが、社員の給料に対する粗利額によって、その社員の生産性をある程度判断することができるのです。 社員の生産性評価=(粗利額/その社員の給料) 超優秀: 3.5倍以上 優秀: 3倍以上 普通: 3倍未満-2倍強 劣等: 2倍以下 ある急成長企業では、給料に対して「5倍」の粗利額を稼ぐことを要求しているそうです。 この指標で評価した場合、あまりに低いときには、何らかの対処を考慮しなければならないでしょう。 |
「ビジネスをする際に、検討すべき重要な3つの指標」 1.一取引あたりの粗利益金額・粗利益率 2.その利益を上げるために要する時間 3.開業時の必要資金・運転資金の金額 一回当たりの粗利益の金額を検討し、きちんとした金額が得られることを確かめます。 粗利益率が高いほうが、資金繰りの懸念も少なく、ビジネスがうまくいきやすいので、粗利益率がきちんととれるかどうかを確かめます。 それらの利益を上げるために必要な時間を検討します。 なぜなら、100万円の利益が得られるとしても、それを得るために1年間もかけてしまうと、年間利益がたった100万円になってしまいます。つまりは、時間効率の検討であります。 開業時資金、運転資金の金額を低く抑えること。 金額が大きければ、大きいほど、資金繰りに困ってしまいます。低いにこしたことはないのです。 |
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